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【PMO初心者必見】課題解決方法を現役PMOが具体的に解説

昨今、課題解決方法やフレームワークという言葉をよく耳にします。
インターネット・書籍・動画サイトなど様々な媒体から、それらの言葉を耳にする方は多いと思います。
しかしながら、実際にどのような手順で課題解決をしていくかを理解し、実践されている方は少ないのではないでしょうか?
今回のブログでは、そのような方々向けに、PMOが課題解決の際に実践している課題解決方法をご紹介します!

問題と課題は別もの?

PMOの課題解決方法をご紹介するにあたり、問題と課題と言う言葉が出てきます。問題と課題は同じような意味だととらえがちですが、区別して理解する必要があるので要確認です!
問題とは、現在の姿と理想の姿とのギャップのことです。
もう少し砕けた言い方をすると、テストで100点を取りたいが、実際は75点しか取れていない状態(事象)のことです。
課題とは、現在の姿と理想の姿とのギャップを解消するために解決すべきポイントです。
先ほどのテストの例で言うと、基礎問題の正答率は高いが応用問題の正答率が低いため、応用問題の正答率を上げるというポイントが課題と言えます。

PMOの課題解決方法とは?

これから紹介する課題解決方法は、いくつかのステップで構成されています。課題解決は1つの大きなジャンプで達成できるものではなく、いくつかのステップを1つずつ踏んでいくことで達成できるものなので、ステップ1つずつ意識しましょう!

現状分析

まず問題を明らかにするために、現状と理想の姿を把握する必要があります。正しく現状を把握することで理想とのギャップ、つまり問題を見つけることができます。

問題定義

正確な現状と理想の姿を照らし合わせて、問題を定義します。上記でもお話しましたが、「テストで100点を取りたいが、実際は75点しか取れていない状態(事象)」と言語化できている状態です。

原因分析

課題解決をするためには、問題を基に課題化することが重要です。ただの事象から具体的に行動できるようにする課題化に必要なステップが原因分析です。
テストの例で言うと、答案用紙を確認してテストの回答率を分析し、75点しか取れなかったとの応用問題の正答率が低いためだと明らかにすることです。

課題化

問題定義と原因分析より、現在の姿と理想の姿とのギャップを解消するために解決すべきポイントを言語化していきます。
つまり、原因分析より応用問題の正答率が低いと分かっているので、応用問題の正答率を上げるべきと課題化できます。

施策検討/実施

課題を解決しうる施策を検討し、実施します。
テストの例で言うと、応用問題集を繰り返し行い、不明点は先生に質問するなどが考えられます。

課題解決はステップが重要

課題解決と言われると、課題がすでにそこに存在していて、それを解決する施策を検討し実施することだとイメージされる方が多いのではないでしょうか?
しかしながら、実際は「課題」を見つけ出すまでにも複数の段階を踏み、さらに課題を解決するためにも検討を重ね課題解決をします。
繰り返しになりますが、課題解決のためにはいくつかのステップを1つずつ踏んでいくことが重要なのです。