ハラスメント研修
「法令対応×職場環境改善」
1日で学ぶハラスメントゼロの実践策
パワハラ、セクハラなど職場で発生しうるハラスメントの基礎知識を学び、ハラスメントを防ぐためのマインドセットや実践的な対応策を習得するプログラムです。具体的な事例を基に、ハラスメントの種類・発生要因・影響を理解し、適切な対処法を学ぶことで、職場環境の改善に貢献できる人材を育成します。
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コンプライアンス強化
法令対応を確実に行い、訴訟リスクを軽減
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職場の心理的安全性向上
社員が安心して働ける環境を整備
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企業ブランド向上
ハラスメントのない職場づくりが、採用や社員定着率向上につながる
ハラスメント研修が必要とされる背景
法律による義務化
労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)によって、中小企業を含むすべての企業はハラスメント防止のために、従業員への啓発活動を行うことが定められています。
この啓発のための手段の一つが「ハラスメント研修」です。
また、パワハラだけでなく、「セクハラ」「マタハラ(マタニティハラスメント)」についても、男女雇用機会均等法の中でこれらのハラスメントを防止するための啓発、防止措置を行うよう義務付けられています。
ハラスメント問題の深刻化
近年、職場におけるハラスメント問題は深刻化しており、企業のコンプライアンス強化や労働環境の健全化が求められています。特に、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、マタニティハラスメント(マタハラ)など、多様なハラスメントが発生しやすい状況が指摘されており、組織としての対策が不可欠です。
昨今、大手企業でもハラスメントが発生し、企業の信頼性に大きな影響を与えるというケースが増えています。職場でのハラスメントは、従業員の心身の健康を損なうだけでなく、企業の生産性低下や人材流出、さらには訴訟リスクにもつながる深刻な問題です。
社員がハラスメントに対して正しく理解し、ハラスメントが起こりにくい職場を作ることは、より働きやすい職場づくりにつながります。
ハラスメント研修の到達目標
BPAのハラスメント研修では、1日の研修を通して、下記5つの研修目的を達成します。
ハラスメントの定義や種類について理解する
ハラスメントが発生するメカニズムを学ぶ
具体的な事例を基にハラスメントのリスクを識別できるようになる
ハラスメントを防止するためのリーダーシップスキルや組織作りのポイントを身に付ける
相談窓口の適切な利用方法を理解し、適切な対応を取れるようになる
ハラスメント研修の開催概要
受講対象者 | 全社員 ※特に管理職やリーダー層 |
日数・時間 | 1日(約6時間) |
実施形態 | オンライン、オンサイト(対面)を選択可能 |
研修日程 | 随時開催 |
費用 | 実施形態、人数によって変わります。 詳細はお問い合わせください。 |
※上記はあくまで標準研修の場合の内容です。
個社研修の場合、研修方法やコンテンツのカスタマイズが可能です。お気軽にご相談ください。
BPAのハラスメント研修の特徴
心理学に基づき、自身の性格の傾向を理解する

単なる知識や情報を与える講義では、無意識で行っているハラスメント行為を自覚することはできません。BPAのハラスメント研修では、「エゴグラム診断」を活用し、自己の行動パターンや性格の傾向を客観的、視覚的に把握し、自己分析や、職場での普段のコミュニケーションの改善に生かすことができます。
エゴグラム
アメリカの精神科医、ジョン・M・デュセイが提唱した性格分析の手法で、自我の状態を把握し、それによって自身の性格志向や行動パターンを知ることができます。心療内科、カウンセリング、企業の採用面接など、世界中で幅広く使われています。
代表的なパターンをあげても25通りのパターンがあり、それぞれの性格、行動特性に合わせた注意すべきポイントを知ることができます。
認知行動学に基づいた、対処の方法を理解する

もし自身や周囲の行為が「ハラスメントかも?」「ハラスメントされたかも?」と感じた場合にも、明確な場合を除き、それを本人に確認したり、上司に報告したりといった行動に移すことはとても難しいことです。
BPAのハラスメント研修では、アメリカの心理学者アルバート・エリスが提唱した論理療法の1つであるABC理論を活用し、自身の体験や感情を言語化し、他者に共有、相談できる状態にすることでハラスメントに対する適切な対応ができるようになります。
ABC理論
A(Activating Event):出来事
・ハラスメントにつながる具体的な言動や状況
B(Belief):信念・考え方
・出来事に対する個人の解釈や考え方
C(Consequence):結果
・信念に基づいて生じる感情や行動
個々人の「今日からできるハラスメント防止チェックリスト」の作成

「座学の講義を受けたらそれで終わり」という研修を受けたことはありませんか?
BPAのハラスメント研修では、研修の集大成として、研修でこれまで学んだこと、自己分析を通じて、今日からできるオリジナルの「ハラスメント防止チェックリスト」を作成してもらいます。
このチェックリストを作ることで、講義の内容を自分事として理解しなおし、職場でハラスメントが発生しやすいポイントや、普段のコミュニケーションで気を付けるべきポイント、万が一ハラスメントを受けた場合の行動などといった気を付けるべき要点をすぐに確認できます。
BPAのハラスメント研修アジェンダ
セクション | 内容 |
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1. ハラスメントの定義 | - ハラスメントの法的定義(刑法・民法・労働法・企業規定) - ハラスメントの範囲(職場だけでなく、オンラインや社外の場も含む) - 実際のハラスメント相談件数の推移 |
2. 職場におけるハラスメント | - ハラスメントの具体的な分類と特徴(セクハラ・パワハラ・マタハラ/パタハラ) - 実際の事例を交えた解説 |
2-1. セクハラ(セクシャルハラスメント) | - セクハラの定義と典型的なケース(言動・視線・身体接触など) - 企業の防止義務(職場環境の整備、相談窓口の設置) |
2-2. マタハラ/パタハラ(マタニティ・パタニティハラスメント) | - 妊娠・出産・育児に関するハラスメントの具体例 - 企業の対応義務と社内制度 |
2-3. パワハラ(パワーハラスメント) | - パワハラの6類型(身体的攻撃・精神的攻撃・人間関係排除・過大要求・過小要求・個の侵害) - パワハラが生じる職場環境の特徴 |
2-4. パワハラとリーダーシップ | - 「指導」と「ハラスメント」の違いを明確にする - エゴグラム診断によるリーダーの傾向分析 |
3. ハラスメントを防ぐには | - ハラスメントが起こりにくい職場環境の条件 - 組織の心理的安全性とマネジメントの重要性 |
3-1. マインドセット | - ハラスメントを防ぐための個々の意識改革(相手の尊重・自己理解) - ABC理論を用いた自己コントロール |
3-2. 理想的なリーダーシップ | - ハラスメントを起こさないリーダーシップの特徴 - ダークトライアド(攻撃的・自己中心的・支配的)の回避 |
3-3. ハラスメントを起こさない組織づくり | - 相談窓口の設置と適切な運用方法 - 企業のハラスメント防止方針策定 |
まとめ | - 研修の振り返りとアクションプランの作成 - 個人ワーク:「明日からできるハラスメント防止策」リスト作成 |
BPAはリスキリング・人材育成を
全力サポート
BPAの研修は助成金対象&
申請の無料相談可能
メリット1
研修費用が一部支給されます
BasisPoint Academyの各研修は助成金の対象です。
助成金受給の条件を満たすことで研修費用の一部に加え、訓練時間を対象とした助成金も受給できます。
メリット2
申請の無料相談に対応します
申請に必要な各種書類の作成、提出は自社で行うこともできますが、不備のない手続きを行うには手間も時間もかかります。BasisPoint Academyでは、助成金に精通した社労士のご紹介が可能です。受給総額を含め、損することの無い手続きをいたします。
助成金についてもお気軽にご相談ください。
研修内容についてのご質問、カスタマイズ、お見積り、助成金活用など、まずはお気軽にご相談ください。