配属後も成長できるエンジニア基礎を習得
Java基礎研修
未経験・初学者向け
アプリ開発
API連携
RDBMS連携
SQL
未経験者でも開発現場に参画できるレベル
(JavaBronzeおよびSliverの重要な一部)を短期間で習得する研修です。
実践重視のプログラムで、現場配属後も成長し続けるためのエンジニアの基礎を築きます。
現場で活躍し続ける基礎力を養う Java基礎研修
近年のアプリケーション開発では、フレームワークやライブラリの活用が進む一方で、言語の基礎構文を理解しないまま開発に入るケースが増加しています。
特に新卒・未経験エンジニアでは「文法を知っているが、なぜそれを使うのかがわからない」「構文の選択基準が不明確」という課題が多く見られます。
BPAのJava基礎研修では、構文の文法的理解だけでなく、その構文が必要な理由・具体的な利用場面・他構文との使い分けまでを徹底的に学習することで、実際の開発現場で通用する「活用できるJava基礎力」の習得を目指します。
いま、Javaプログラミングを研修で学ぶ意義
AIを正しく活用できる人材の育成
Javaは20年以上にわたり企業システムの中核を担い、金融、製造、小売など多様な業界の基幹システムに採用され続けています。
AI技術が進化する現代でも、大規模システムの安定性、セキュリティ、保守性を支えるのはJavaなどの言語基盤です。ChatGPTなどのAIツールでコード生成ができる時代だからこそ、そのコードが「なぜそう書かれているのか」を理解し、適切に評価・修正できる力が求められます。
BPAのJava基礎研修では、独学では難しい体系的な思考プロセスや設計思想の理解、そして現場での実践知識を習得することで、AIと共創できる本物のエンジニアスキルを身につけることができます。
現場対応力と問題解決能力の習得
Javaプログラミングの独学や詰め込み型の学習では、文法や機能を表面的に理解できても、実務に即した設計思想や使い分けの判断基準を養うことが困難です。本研修ではベテラン講師の指導のもと、「なぜその構文を選ぶべきか」「実務ではどう活用されるか」といった実践的知識を効率的に習得できます。
また、ChatGPTなどのAIツールは断片的なコード生成は得意ですが、現場で発生する複雑な状況への対応力を養うことはできません。研修を通じて基礎から応用までを体系的に学ぶことで、AIツールを補助として適切に活用しながら、システム全体を見通せる本質的な開発力を獲得できます。
エンジニア育成や開発研修に
こんな課題、ご要望はありませんか?
-
現場に未経験者を育成する余裕がない
-
未経験者を短期間で戦力化できる研修を探している
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“何となく書ける”ようになる研修ではなく基礎をしっかりと理解させたい
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現場に配属した後に自ら動けるようになる研修を探している
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構文や文法などの基礎をしっかり学びJava Bronzeレベルのスキルを習得させたい
こうした課題やご要望をお持ちでしたら、ぜひBPAのJava基礎研修をご検討ください。

このような方におすすめの研修です
BPAのJava基礎研修は、以下のような方におすすめしています。
- Java未経験・初学者の技術者
- 新卒/第二新卒など、ITエンジニアとして今後アプリ開発などに携わる予定の社員
- 資格は取得しているが実装スキルに不安がある社員
プログラミング経験や社会人経験は問わず、丁寧な解説と実践的な演習を通して、誰もが無理なくJavaの基礎を習得できます。
新卒社員や社会人経験の乏しい方には、ビジネス研修と一緒に受講いただくのをおすすめしています。(助成金適用で最大75%OFF)
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Java基礎研修の
到達目標
BPAのJava基礎研修では、研修を通して、下記5つの研修目的を達成します。
Javaの基本構文(変数、制御文、配列、クラス、継承など)を正確に理解できる
実務で使う構文の選び方・書き方を説明できる
if/switch、for/while、クラス/継承など、構文の使い分け意図を説明できる
IDEでJavaアプリケーションを自力で作成・動作確認できる
自社アプリケーション開発において、基礎レベルの実装を担当できる
Java基礎研修の開催概要
受講対象者 | ・Java未経験・初学者の技術者 ・新卒・第二新卒など、ITエンジニアとして今後アプリ開発に携わる予定の社員 ・資格は取得しているが実装スキルに不安がある社員 |
日数・時間 | 15日間 |
実施形態 | オンライン、オンサイト(対面)を選択可能 |
研修日程 | 随時開催 |
費用 | 実施形態、人数によって変わります。 詳細はお問い合わせください。 |
※上記はあくまで標準研修の場合の内容です。
個社研修の場合、研修方法やコンテンツのカスタマイズが可能です。お気軽にご相談ください。
BPAのJava基礎研修の
特徴
「なぜそう書くのか?」を徹底解説!単なる文法解説に留まらない、本質的な理解を追及

各単元では、Javaの基本的な構文について、その動作原理はもちろんのこと、
- 「なぜこの構文が存在するのか?」(存在意義)
- 「どのような場面で使うべきなのか?」(使い所)
- 「似たような構文とどう使い分けるべきか?」(類似構文との使い分け)
- 「実務ではどのように活用されているのか?」(実務でのユースケース)
- 「どのような設計思想に基づいてこのようになっているのか?」(設計意図)
まで深く掘り下げて解説いたします。「なんとなく」ではなく、「しっかりと理解して使える」レベルの理解を目指します。
「現場で使えるスキル」にとことんこだわる

BPAは、研修の成果は研修資料の良さや研修後の感想や満足度で図られるものではなく、いかに現場で活躍できる人材を育成できたかで判断されるべきと考えております。
Java基礎研修では、学んだ知識を現場で使えるようになるため、各単元ごとに以下の取り組みを行っています。
- 構文の使い分け/設計意図/実務でのユースケース を解説
- 各単元で演習を行うことで「わかったつもり」を排除
また、現場での開発業務にすぐに取り組むことができるよう、IDE(EClipse or VS Code)を用いた開発環境の構築や、RDBと連携した実践プログラム演習を通して、開発現場で行う一通りの業務を経験します。
Java基礎研修の
アジェンダ
セクション | 内容 |
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1. Javaとは/Javaの特徴 | ・Javaの特性(オブジェクト指向、WORA、静的型付けなど) ・他言語(PythonやJavaScript)との比較 ・開発現場でのJavaの役割と利用例 |
2. 開発環境構築とプログラム実行までのフロー | ・JDK, JRE, JVMの違いと役割 ・コンパイルと実行プロセスの理解 ・mainメソッドの構造と標準出力の書き方 【ワーク例】 HelloWorldを表示するプログラムを作成 |
3. 変数とデータ型 | ・プリミティブ型と参照型の違い ・変数の宣言と初期化、命名規則 ・型変換(暗黙・明示)と注意点 【ワーク例】 各種データ型の変数を宣言して出力するプログラムを作成 |
4. 演算子 | ・算術、比較、論理、代入演算子の使い方 ・複合演算子と優先順位 ・演算の実例による確認 【ワーク例】 数値比較や条件分岐の確認プログラムを作成 |
5. 制御構文(for / while / do-while) | ・条件分岐の基本構文と違い ・switch文の使用時の制限と特徴 ・構文選択の判断基準 【ワーク例】 点数による成績評価プログラムをifとswitchの両方で作成 |
6.繰り返し構文(for / while / do-while) | ・繰り返し構文の違いと使いどころ ・無限ループ、break、continueの使い方 【ワーク例】 九九表を出力するプログラムを作成 |
7. 配列とループ | ・配列の宣言・初期化・アクセス ・for文との組み合わせによる操作 ・for-eachとの違いと使いどころ 【ワーク例】 配列の合計値・最大値・平均値を出力するプログラムを作成 |
8. 多次元配列と応用演習 | ・2次元配列の定義と使用方法 ・表・データ構造の操作例 【ワーク例】 成績表や座席表の操作を行う |
9. メソッドの基礎 | ・メソッド定義と呼び出し ・引数、戻り値、スコープの理解 ・処理の分割と再利用性 【ワーク例】 2つの整数の計算(加減乗除)を行うメソッドを複数作成 |
10. メソッドのオーバーロード | ・オーバーロードのルールと注意点 ・適切なパターンと設計観点からの解説 【ワーク例】 オーバーロードされたメソッドを呼び出すプログラムを作成 |
11. クラスとオブジェクト指向の基本 | ・クラス、インスタンス、メンバの構造理解 ・設計の基本とモデル化の考え方 【ワーク例】 クラスとインスタンスを使った簡単なモデル(例:商品)を作成 |
12. フィールドとメソッドの使い分け | ・状態と振る舞いの分離 ・クラス内での役割の設計 【ワーク例】 クラスに複数のフィールドとメソッドを追加し、それらを組み合わせた処理を実装 |
13. コンストラクタと初期化処理 | ・コンストラクタの定義・初期化ロジック ・thisキーワードと引数付き初期化 【ワーク例】 引数付きコンストラクタでインスタンスを初期化するクラスを作成 |
14. static / finalの使い方 | ・クラス変数とインスタンス変数の違い ・定数とstaticメソッドの設計意図 【ワーク例】 定数や共通メソッドを使ったクラスを設計 |
15. アクセス修飾子とカプセル化 | ・public/private/protectedの役割 ・外部公開と内部保持の設計方針 【ワーク例】 情報を隠蔽したクラスを設計し、外部から安全にアクセスする方法を実装 |
16. getter/setterと情報隠蔽 | ・プロパティアクセス制御の実装方法 ・Eclipse自動生成機能なども活用 【ワーク例】 getter/setterを使ったプロパティ制御の練習 |
17. 継承(extends / super) | ・親クラスと子クラスの関係定義 ・superによる親参照の具体例 【ワーク例】 動物クラスを継承する犬クラスの実装 |
18. オーバーライドと多態性(ポリモーフィズム | ・動的バインディングの仕組み ・設計での意義と応用シーン 【ワーク例】 メソッドのオーバーライドと、ポリモーフィズムの動作確認 |
19. クラス間の関係(is-a / has-a) | ・継承 vs 集約(依存・委譲)の考え方 ・設計パターンにおける使い分け 【ワーク例】 複数クラスの関連設計(例:部署と社員) |
20. パッケージとimport文 | ・パッケージの定義と階層化 ・Java標準ライブラリの活用 【ワーク例】 パッケージを分けたクラス構成を作成 |
21. 例外処理の基礎(try-catch / throws) | ・例外の概念とエラーハンドリング ・checkedとunchecked例外の違い 【ワーク例】 ゼロ除算や配列外アクセスに対する例外処理を記述 |
22. 例外の種類とハンドリング方針 | ・複数catchとfinallyの設計方法 ・独自例外クラスの設計例 【ワーク例】 例外の種類ごとに異なるcatch処理を記述 |
23. ラムダ式の基礎と使い方 | ・関数型インターフェースとラムダ記法 ・無名クラスとの違いと利便性 【ワーク例】 リストの絞り込みやソートにラムダ式を活用 |
24. コレクションAPI入門 | ・List / Mapの操作とイテレーション ・Genericsと型安全性 【ワーク例】 社員一覧をMapで管理し、検索・出力するプログラムを作成 |
25. 文字列処理(String / StringBuilder) | ・イミュータブルと可変クラスの使い分け ・文字列結合とパフォーマンス 【ワーク例】 大量文字列の結合を両方の方法で比較 |
26. RDBMS連携プログラム演習①(接続・登録) | ・JDBCの基本概念と使い方 ・PostgreSQLとの接続とドライバ設定 ・データ登録処理の実装 【ワーク例】 社員情報をDBに登録するプログラムを作成 |
27. RDBMS連携プログラム演習②(検索・更新・削除) | SQL発行(SELECT / UPDATE / DELETE)の実装方法 ・検索結果の表示と編集・削除機能の追加 【ワーク例】 DBから社員情報を検索・更新・削除するプログラムを完成させる |
※上記はあくまで標準研修のアジェンダです。ご要望の内容、開催日程等でカスタマイズも可能です。
よくある質問
はい、本研修はプログラミング未経験者・初学者の方を対象に、基本のキから丁寧に解説しますので安心してご参加ください。
インターネット接続が可能なPCをご用意ください。必要なソフトウェア(テキストエディタ、Webブラウザなど)は研修開始前にご案内いたします。オンライン形式の場合は、マイク・カメラ付きのPCを推奨します。
PCレンタルの手配も可能ですので、必要があれば併せてご相談ください。
BPAの研修は、講義形式で学ぶだけでなく、実際にコーディングを行うことでスキルを身に着ける実践的な研修です。
標準研修は2日間の研修プログラムとなっております。貴社のご要望や状況に合わせてカスタマイズが可能です。
はい、当研修ではプログラミングの基礎を抑え、現場で活躍できる基礎スキルを身につけることが可能です。
はい、可能です。まずはご希望の受講形態をご相談ください。
BPAはオンライン研修の実績も豊富で、質問対応やワークも対面のような臨場感を持って実施できるのが特徴です。
研修内容(カスタマイズの有無)や参加人数によって異なります。まずはお気軽にお問い合わせください。
はい、可能です。貴社の課題やニーズに合わせて、研修内容をカスタマイズいたします。まずは一度ご相談ください。
ご希望に応じて、研修内容の定着を支援するためのフォローアップ研修などの実施が可能です。お気軽にご相談ください。
研修のご相談・お問い合わせ
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BasisPoint Academyの法人研修にご興味をお持ちくださり、誠にありがとうございます。
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